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ユマニチュード 認知症

ユマニチュード入門で基本を学ぶ まず語源や意味を知って思想に触れる。

2016/07/16


このブログでは、認知症患者を始めとする要介護者へのケアを向上させる技術として『ユマニチュード』という技術を推奨しています。

そして、その技術をテキストや研修で学んで終わりにせず、技術の向上、最新の情報の入手のために、コミュニティを利用してユマニチュード実践のフィードバックや情報の共有が必須であるとの考えを持っております。

参考記事:ユマニチュード実践 研修より大切なのはコミュニティ!

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そして、研修で学ぶのはなかなかハードルが高いので、まずはテキストで学んでから実践に移して頂くのが良いと思います。

ユマニチュード入門

そこで、「情報の共有」の第一歩と致しまして今回から何回かに分けて、私自身が『ユマニチュード入門』を読んだ際の感想や気づき、まとめを投稿していきます。

こうして投稿する行為自体も私のユマニチュードに対する理解を深める事に繋がりますし、その上で少しでも『ユマニチュード入門』に興味を持つ方が増えれば幸いです。

拙い文章なのは重々承知しておりますが、何卒お付き合いのほどよろしくお願い致します。

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『ユマニチュード』は『人間らしさを尊重するケア』である。

ユマニチュードを学ぶにはユマニチュードが何故どういう経緯で生まれたかを知っておいた方が良いでしょう。

イヴ・ジネストとロゼット・マレスコッティの2人の体育学教師が、スタッフの腰痛予防対策の教育等への支援を要請された事をきっかけに介護分野に関わるようになり、その経験と体育学の専門家としての視点から「人間は死ぬまで立って生きる事が出来る」と提唱しました。

そうして生まれたのが『ユマニチュード』ですので、『ユマニチュード』にとって「立つ」という事は人間らしさそのもの。

「立つ」事が、いかに大きな意味を持つかがお分かり頂けると思います。

そして、2人の人間が確かな思想を持ってケアに取り組む中で生まれた、極めて実践的な技術である事も大きな特徴です。

決して夢物語、机上の空論、理想論のような言葉で片付けられるようなものではありません。

『ユマニチュード』の語源から思想を読み解く

『ユマニチュード』って名前がなかなか覚えられない、という方も、その語源を知れば覚えやすくなるかもしれません。

植民地に住む黒人が黒人らしさを取り戻すために始めたという『ネグリチュード』に起源があるようです。

『ユマニ』は『ヒューマン』で人間の事。

人間らしさを取り戻すのが『ユマニチュード』です。

「取り戻す」という事は「失われている」わけです。

要介護者がどの様にして人間らしさを失ってしまうのか。

それは、不適切なケアによって奪われているのかもしれない。

そこで、確かな理論に裏付けされたケア技術により、奪われた人間らしさを取り戻すのが『ユマニチュード』なんですね。

次の記事:ユマニチュード入門その2 人間らしさとは何か?

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