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ユマニチュードの実践には資格 研修が必要?

2016/06/08


近年、様々なメディアでとりあげられるに伴い注目度が上がっている「ユマニチュード」。

実際の介護現場での実践という事を考えた時に、どうやって学べばいいのか?資格がいるのか、研修を受ければいいのかといった疑問が出てくると思います。

そこで今回の記事では、『ユマニチュードを実践するために必要なもの』について考えてみます。

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ユマニチュードを実践するのに資格や研修は必要か?

一言で言えば、特に必要ありません。

ただ、テレビ番組で観た断片的な情報の見よう見まねだけで、実践している、という事にはなりません。

ユマニチュードを日本に紹介した第一人者である本田美和子氏の著書ユマニチュード入門で学ぶ事が出来ますし、本田美和子氏監修の元受けられる研修もあります。

こちらの研修は入門コース施設導入準備コースがあり、個人で受けられる入門コースでも32,400円の費用と2日間の時間を要するので、気軽に受けられるようなものでもありません。

また、実際に受けられた方の感想を聴いても、「素晴らしいのは分かっているけど、現場での実践は難しい」と思われている方が多いようです。

中には、「研修を受けたからと言って、ユマニチュードを実践していますと言っていいのだろうか」という心配をしている人も見受けられました。

ここには日本人特有の、資格を重要視しすぎる面が現れているように思いました。

 

そもそもなぜユマニチュードが必要なのか考えてみる。

ユマニチュードという素晴らしい技術の情報を得てせっかく興味を持ったのに、

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資格がないし、研修も東京でしかやっていないし高額だし、二日も仕事休んで研修を受けてもそれで「ユマニチュードやってます」って言っていいかどうかわからないし、現場では業務優先で実践は難しいし・・・

なんて事を考えて結局何も行動に移せない人が大半だと思います。

やらない理由なんて、探せばいくらでも出てくるんですよね。

まず、なぜ素晴らしいと思って興味を持ってユマニチュードについて調べたのか。

そこに一度立ち返ってみましょう。

介護職員が離職してしまう原因の1つに、認知症利用者への強制的な介護への後ろめたさがあると言われます。

自身がそう言った後ろめたさを感じておられたり、職場でそういった介護が横行しているためにどうにかしたいと思われている場合もあるでしょう。

そして、介護の仕事は対人援助職。対人関係に正解が無いのと同じように、介護の技術にも正解は存在しません。

ユマニチュードも例外ではなく、入門書を読んで習得出来るようなものではありません。前出の研修もそういった考えから研修を勧めています。

入門書はだめで研修ならいいというわけでもない。

入門書でも理論や技法について学ぶ事は出来ます。研修ならその理論や技法を他の研修生と一緒に体験しながらそのフィードバックを共有しながら理解を深める事が出来ます。

詳しい講師に直接質問する機会も貴重です。

しかし、常に新しい情報を得て新しい技術を学んでいくためには研修でも不十分です。

それに、今の研修では受けられる人が限られすぎているために、現場に浸透させるためのハードルが高すぎます。

「現場を変えたい」のがきっかけであり目的であるなら、研修でも十分とは言えません。

 

入門書も研修も不十分。それならやっぱりあきらめるしかないじゃん!と思ってしまいそうですが、私の考えは違います。

長くなりましたので続きは次の記事にて・・・

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