半熟介護.com

固すぎず、柔らかすぎない介護情報

NEWS

失禁パンツ選びの際は注意 大容量表示でも表示より少ない量で漏れ 国民生活センターがメーカーに改善要求


三菱、スズキの自動車燃費データの不正に関するニュースが世間を賑わせているが、介護業界でもそれに相当する問題が明らかになった。

それは、失禁パンツの吸収性能が表示よりも低いという問題だ。

スポンサードリンク

元々多くの相談が寄せられていたため今回の性能テストに踏み切り、テストした12商品のうち9商品が表示よりも吸収量が少なかったという。

国民生活センターによりますと、通常の下着と同じように繰り返し洗濯して使える布製の「失禁パンツ」について、「表示より少ない量で漏れた」などの相談がことし3月までの5年間に、全国の消費生活センターに156件寄せられています。
このため、国民生活センターは、市販されている10の会社の合わせて12の商品について性能をテストしました。
このうち、吸収量を15ミリリットルから50ミリリットルと表示していた9つの商品では、水分を吸収させるテストを5回行ったところ、5回とも表示通りの量まで吸収できたものはなかったということです。

引用元:失禁パンツ 表示の吸収量以下で漏れ 注意呼びかけ | NHK NEWSWEB

スポンサードリンク

15から50ミリリットルという吸収量自体ごくわずかな物なので、それすら満たしていないという事は失禁パンツに吸収性能を期待してはいけないという事になる。

今回のテストの結果を受けて国民生活センターではメーカーへの改善要求と消費者への注意の呼びかけを行った。

ほんの少ししか吸収しない失禁パンツ、どんな人が使うの?

先ほどの記事にもあった様に、吸収量の多いものでも50ミリリットル程度。

成人の平均的な1回の尿量は200〜400ミリリットルなので全く足りない。

軽い尿漏れ1〜2回程度なら失禁パンツでも間に合うかもしれないが、失禁が心配な人は紙パットを併用するか、オムツを使用した方が良い。

つまり、失禁パンツという名前だが、実際の機能的には「尿漏れパンツ」なのである。

失禁パンツの使用に適している人としては、くしゃみや笑ったときなどに軽い尿漏れがあるが尿意は有り、排泄動作も自立していて間に合わずに失禁してしまう事がない人。

それでも長時間の外出時には紙パットの併用が必須だろう。

高齢者介護現場での失禁パンツ事情

上記のような理由から、介護現場では失禁パンツだけで過ごしている利用者は少ない。

施設では認知症の高齢者が大半になるため、尿意がない、排泄動作が1人ではできないというケースが多いためだ。

だから失禁パンツの吸収量が多少表示よりも少なかったとしてもあまり気にならないという面はあるだろう。

それに使う人が限られるので自動車の燃費の不正までは大きな問題にはならないだろうが、メーカーには今後同じ事を繰り返さないよう、しっかり対策して頂きたい。

 

スポンサードリンク

-NEWS
-