半熟介護.com

固すぎず、柔らかすぎない介護情報

NEWS 認知症

東海道線淀川駅で人身事故 80代の高齢男性が救急搬送

2016/07/13


11日、JR東海道線東淀川駅で80代とみられる男性が普通電車にはねられ、頭などを強く打ち病院に搬送されました。

大阪府警淀川署によると、運転士がホームから線路内に立ち入ろうとする男性を発見、非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。ホームから線路の方向に向かってゆっくりと歩く様子が防犯カメラの映像で残っており、同署が詳しい経緯を調べるとともに、身元確認を急ぐ。

JR東海道線で人身事故 ゆっくりとホームから線路へ…|livedoorNEWS

ホームから線路へゆっくり歩く、と言う状況から察するに、自殺か認知症患者による事故のどちらかの様に思えます。

認知症患者による鉄道人身事故は後を絶ちませんね。

スポンサードリンク

同じ東海道線で過去に起きた事故

2014年にも同じ東海道線にて人身事故が起きていました。

2014年12月18日未明、要介護4の認定を受けていた認知症患者の男性(当時91歳)が自宅で介護していた妻がまどろんだ隙に外出し、男性は徘徊中にJR東海道線の共和駅構内で電車にはねられて死亡した。

この事故でJR東海側は遺族に対して賠償請求、訴訟へと発展した。今回の裁判では家族に賠償責任があるかないかが注目された。

2016年3月1日に最高裁は「監督が容易な場合は賠償責任を負うケースがあるが、今回は困難だった」と判断し、家族は賠償責任を負わないことが確定した。

認知症患者による過去の鉄道事故まとめ|認知症ねっと

認知症高齢者の人身事故といえば、残された遺族の損害賠償の問題が気になります。

スポンサードリンク

日頃からの献身的に介護しているにも関わらず、ほんの少しの間目を離したことで事故が起きてしまい膨大な額の賠償金を請求されてしまう、なんて不幸なことがあってはなりません。

この事故のように、監督が困難であるとみなされた場合には損害賠償の必要がない事があるようです。

認知症による徘徊への対応

人身事故を起こしてしまう認知症高齢者のように徘徊する患者への対応は非常に難しいものとなります。

本人にとっては出かける目的があっての行動ですので、外出を止めれば言い争いの元になってしまいさらに対応が大変なってしまいます。

かと言って毎回付き合って外出するわけにも行きません。

近くに大きな道路やフェンスのない線路がある場合は少しでも目を離せば事故に遭う可能性があり気が抜けません。

どのように対応するのが良いのでしょうか?

地域の人の力を借りる

近隣住民や民生委員、福祉員などに協力してもらい、見かけた際の声かけなどをお願いしましょう。

介護保険サービスの利用

お住いの地区の地域包括支援センターに連絡し、デイサービス、ショートステイなどの介護保険サービスを利用してどうしても家に入れない時間帯などをカバーしてもらいましょう。

本人の意思を尊重する

周りの人から見て不可解な行動であったとしても、ご本人にとっては意味のある行動です。
頭ごなしに否定しても口論になり、余計に不穏な精神状態になってしまうことでしょう。
本人がどこに行きたいのか、なぜそこに行きたいのかじっくり話を聞きながら上手く他の話に切り替えたり、一緒に出かけて運動することで落ち着くこともあります。

認知症患者の対応は家族だけでの解決は非常に難しい問題です。
絶対に一人で抱え込まずに周りの協力を仰ぎましょう。

スポンサードリンク

-NEWS, 認知症
-