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ユマニチュード 認知症

望月健著 ユマニチュード 認知症ケア最前線 感想


ユマニチュード入門に続き、今回はNHK取材班の望月健氏が書いた「ユマニチュード 認知症ケア最前線」を読みました。

ユマニチュード 認知症ケア最前線 (oneテーマ21)

この本は、「ユマニチュード入門」の著者である本田美和子氏やユマニチュードを開発したイヴ・ジネスト氏らが実際の医療・介護現場にてユマニチュードを実践する姿をドキュメンタリー調に描いた物が中心になります。

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まずは、ざっとこの本の内容をご紹介

著者はNHKの「クローズアップ現代」をはじめ、ユマニチュードを取り上げた番組に関わる中で本田美和子氏、イヴ・ジネスト氏やケアを必要とする認知症患者たちを取材します。

そこで、これまで現場の職員たちがいくら本人のためを思ってケアしようと思っても心を開いてくれなかった患者たちがジネスト氏のユマニチュードによってまるで魔法のように穏やかに人間らしさを取り戻す様子を目の当たりにします。

もちろん、中には色々な悪条件が重なりうまくいかない事もあったようですが、著者をはじめとする取材チームはユマニチュードがケアの現場に必須の技術であるとの確信を持ったようです。

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最後の章では高齢者問題全体にまで視野を広げ、ユマニチュードについて入門書とはまた違った角度で多角的に捉えた本書。

医療や介護とは関係の薄い報道の仕事に携わる著者だけに少しユマニチュードを過信しすぎているというか、楽観的すぎる感じもしますが、外国人という壁を越え、通訳を介してのコミュニケーションと言うハンデがありながら魔法の様な事を眼の前でやってのけられては無理もないかも知れません。

貴重なジネスト氏へのインタビューも収録。

この本の中盤には、実際の番組には使用されなかった、ジネスト氏へのインタビューの様子が収録されています。

インタビュー形式なので、ユマニチュードについての良くある質問に対する回答を見ながら理解を深める事が出来ます。

以上の様にユマニチュードに関わる多くの人たちとのやり取りから生まれた本書は、入門書を読み終わり実践していく中でより理解を深めるのに役立つはずです。

ユマニチュード 認知症ケア最前線 (oneテーマ21)

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