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30年度介護報酬改定で 介護ロボット加算盛り込む考え 政府が発表


ついに、介護ロボット加算の登場です。

実験はこの8月から開始し、早ければ平成30年の改定に盛り込まれるかもしれません。

政府は10日、介護ロボットを導入することで介護職員の負担軽減やサービスの質向上を実現する介護施設に対し、介護報酬を加算する方針を明らかにした。

ロボット市場拡大や職員不足対策につなげる狙い。

介護現場にロボットを導入して得られる改善効果などをデータ化する実証実験を8月から開始。

結果を基に具体的な加算割合などを算出し、平成30年度の介護報酬改定に盛り込む考えだ。

引用元:抱きかかえ、排泄、見守り…介護ロボット導入施設に「報酬加算」|産経ニュース

「介護職員の負担軽減やサービスの質向上」については、これが実現するならとても素晴らしいことだと思います。

ただ、この目標の達成のためには介護ロボットの品質の圧倒的な向上が求められます。

とてもあと2年でそのレベルに到達するとは思えません。

「ロボット市場拡大や職員不足対策につなげる狙い」に至っては、どちらも絵に描いた餅というか、絵にも描けていないというか・・・

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介護ロボット市場の拡大は必要なのか?

以前の記事でもこの介護ロボットについての私の考えをいろいろ書かせていただきました。

参考記事:介護ロボット科研費獲得ランキングは1位から早大 東大 名大 普及への課題は?

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私の考えはこの記事に書いた時と同じで、介護職員がロボットを駆使して介護するのではなく、相談援助業務や事務仕事、人事、管理業務をAIが担当してその指示に従って職員が動いた方がドラスティックに人件費も削減出来るし、無駄が減ってサービス品質の向上にもつながると思います。

まあ、今回の報酬改定の介護ロボット加算にはAIも含まれているでしょうから、どちらの分野も研究が進んでいくのであれば問題ないとは思います。

単純労働をロボット、複雑な仕事を人間で分業?

経産省は今後、ロボットの価格が下がり、介護報酬の加算などの政策でロボットの施設への導入が進めば、「単純労働をロボットが、複雑な仕事を人間が行う分業化が始まる」と分析。

その結果、「労働環境の改善や人手不足の緩和も図られる」と期待する。

引用元:抱きかかえ、排泄、見守り…介護ロボット導入施設に「報酬加算」|産経ニュース

この分析をした人がどの程度介護施設の現場を知っているのかはわかりませんが、ロボットが出来るような単純作業ってそんなにあるかな・・・って感じです。

で、複雑な仕事って具体的に何をイメージされているのでしょうか。

 

と、ここまで批判的な事ばかり書いてきましたが、ただの1人の意見として上手くいきそうにないなーって事が言いたいだけで、本当は上手く行って欲しいし、途中での進路変更だって出来るし、介護に携わる1人としては応援してます。

現場の声にそぐわないちぐはぐな施策があったとして、それは現場の我々の声が届いていないからだし、それは我々の責任でもあります。

ブログをコツコツ続けて「声の大きい介護職員」の1人になれたらうれしいと思っています。

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